活動方針

※このページには印刷用スタイルシートを使用しています。『印刷する』

令和6年度 山形県PTA連合会 活動方針

山形県PTA連合会は、山形県の愛する子供たちの健全な成長と幸福、更には福祉の増進を図ることを基本とし、社会発展に寄与することを目的に、創設以来その志は連綿と受け継がれて来ました。しかし、時代の移り変わり、社会情勢の変化とともにPTA組織も変わっていく必要があります。

子供たちを取り巻く環境は大きく変わり、そして今まさに変わりゆく中で子供たちは生活を過ごしています。PTAが創設以来の志を達成する組織でありつづけるために、過去を知り未来を見据えながらPTAの役割を再認識し、行動を起こさなくてはなりません。

PTAは、家庭・学校・地域の教育環境を整えるために当事者意識を持って行動していくことが重要です。家庭内での絆を大切にし、学校での安全で快適、そして健全な学習環境が整えられるようサポートし、地域のイベントや活動に目を向け、何より、3つの教育環境を連携させる架け橋となることが必要です。一人ひとりが自分ごとと感じ、山形の未来を担う子供たちのために一丸となって取り組んでいきましょう。

 

スローガン

『当事者意識を持って一丸となって行動しよう』
~未来を担う子供たちの架け橋になる~

活動目標

  • PTAの存在意義や役割など時代の要請に応じた課題を整理して積極的な研修に努め、その成果を活動に生かす。(研修)
  • 子供の基本的生活習慣の確立や多様な生活体験・社会体験・自然体験の充実等、本来家庭が担うべき教育力の向上に努めるとともに、特に「いじめ」や「不登校」が減少するような環境づくり(人権教育)の活動を展開する。(健全育成)
  • 安全互助会事業の推進と健康安全教育に対する指導及び奨励に努め、自他の命を大切にする教育の推進。(健康安全教育)
  • 県教育委員会をはじめ関係諸機関や地域と連携し、子供の幸せにつながる教育環境の整備と充実を目指す。(教育環境整備)
  • PTA活動への共通理解を深めると共にPTA相互及び関係機関との連携を図る。(広報)
  • 本会の更なる充実・発展のために、組織及び事業の検証を継続する。(検証)

活動計画

1.研修
(1)ねらい
  1. 子供の心豊かでたくましく生きる力の育成は、家庭・学校・地域社会が同じ思いを共有し、それぞれが責任と役割を認め合い、補完できる能動的機能が求められている。PTAの主役である個々の会員は、相互に意見を交換できる研修を充実させ自己啓発に努める。
  2. 「親学」として、いのちの大切さの学習や人権教育を推進する。
  3. 県PTA母親委員会は、相互の連携を図ると共に情報交換し、母親・女性としての視点から問題・課題を捉え研修活動に反映させ、家庭の教育力の向上に努める。
(2)活動
  1. 各種研究大会への参加
    ・第72回日本PTA全国研究大会川崎大会 8/23.24
    ・第56回日本PTA東北ブロック研究大会東青大会 9/7.8
    ・第76回山形県PTA研修大会鶴岡・東田川大会 10/19
  2. 県PTA連合会母親委員会研修会
    ※テーマに添った研修会
  3. 県教委との教育懇談会開催 11/19(火)(第3回理事会時)
    ※今日的課題
2.健全育成
(1)ねらい
  1. 家族のコミュニケーションを活発にして家庭教育の充実及び教育力の向上を図り、子供たちの健全育成に資する。
  2. 子供たちの様々な体験活動の場と機会を充実させるとともに、子供の自主的な活動や地域社会活動への積極的な参加を支援する。
  3. 喫緊の課題である情報機器・インターネット等に起因する事故やトラブルから子供たちを守るため、発達段階に応じた学習会や「いのちの大切さ」の学習会、「人権教育研修会」などを開催し、「いじめ」「不登校」の根絶を目指す。
  4. 自他のかけがえのない「いのち」を大切にする教育を、家庭・学校・地域が一体となって進める。
(2)活動
  1. 親子読書運動の推進
    「親子で読書 深める絆 ~本を読む子はかならず伸びる~」
    ・「親子で読み合いたい一冊」の募集
    ・各郡・市Pの取組状況を紹介する「親子読書推進だより」の発行
  2. 積極的な体験活動の推進
    ・小さな親切運動への協賛
    ・楽しい子育て全国キャンペーン 家庭で話そう!我が家のルール・家庭のきずな・
     命の大切さ 三行詩コンクールへの積極的応募
  3. 子供の問題行動(いじめ、不登校、非行、暴力、凶悪犯罪等)及び児童虐待の早期発見と地域や組織総ぐるみによる防止対策に努める。
  4. 親学の推進
    ・「いのちの大切さ、人権教育」に関わる研修事業
     「いのちの教育」「食育」「親子読書の大切さ」「ネットモラル向上」「人権擁護活動
     の理解、虐待・DV防止」等に関する学習会を開催し、子供たちの健全育成に資する。
  5. 学校における働き方改革の推進
    ・児童生徒に真に必要な総合的な指導を持続的に行える環境づくりの推進
3.健康安全教育
(1)ねらい
  1. 子供の健康な生活のため、基本的生活習慣や生活リズムを確立する。
  2. 子供の安全を確保し、安心して日常生活が送れるよう地域ぐるみで支援する。
  3. 子供や会員の事故への対応のために県PTA連合会安全互助会の有意義な運営を図る。
(2)活動
  1. 子供の健康維持向上を図る実践活動
    ・「早寝・早起き・朝ごはん」の国民運動推進
    ・「食育」の推進
  2. 重大事故に備え、県自転車乗車条例制定に伴い(賠償保険加入)、賠償額が充実した安全互助会への加入促進
  3. 地域の子供は地域で守り育てる気運を醸成し、実態に即した特色ある安全確保活動
    ・例)◇「地域の子供は地域で守り育てる」意識の啓発活動の推進
       ◇通学路の安全点検の徹底と危険箇所の把握、周知徹底
       ◇防犯協会・関係機関と連携の上、地域安全マップ、立哨指導、巡回パトロール、
        見守り隊等による地域全体で見守る体制の整備
       ◇子供を守るための緊急時集団下校に協力する体制の整備
       ◇薬物等の使用禁止、飲酒・喫煙防止活動
       ◇交通安全「よくみて確認 ゆとり行動」県民運動の推進
       ◇「自転車乗車時は必ずヘルメット」の推進
4.教育環境整備
(1)ねらい
  1. 関係機関や団体との連携を密にしながら、子供の健全育成を阻害する諸要因の浄化に努め、子供たちを取り巻く教育環境の整備・健全化を図る。
  2. 心豊かでたくましい子供たちを育成するため「やまがた教育の日」の趣旨に協賛し、積極的に取り組みを推進する。
(2)活動
  1. 有害図書や有害情報から子供を守る環境浄化活動の推進
  2. 「いのち」輝く7つの約束(やまがた教育の日標語)の実践
5.広報活動
(1)ねらい
  1. 広報活動を活発に行うことにより、PTA活動への理解を深めると共にPTA相互及び関係機関との連携を図る。
(2)活動
  1. 各郡・市PTA間の交流を密にし、各単位PTA活動(組織、運営)の情報交換を充実させる。
  2. 単位PTAで発行された優れた広報紙は県PTA会長表彰を行うとともに、日本PTA全国協議会の「全国小・中学校PTA広報紙コンクール」に推薦する。
  3. 会報「PTAやまがた」、「母親委員会だより」、「親子読書だより」等の発行
  4. 県PTA連合会のホームページ内容の充実と運用
    「PTAやまがた」、「母親委員会だより」、「親子読書だより」の掲載
6.重点活動
  • 第76回山形県PTA研修大会鶴岡・東田川大会の開催

ページトップへ