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山形県PTA連合会 会長 船橋 吾一 |
関係各位におかれましては、常日頃より本会の活動に深いご理解と温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。山形県PTA連合会は、山形県の愛する子どもたちの健全な成長と幸福、更には福祉の増進を図ることを基本とし、社会発展に寄与することを目的に、創設以来その志は連綿と受け継がれて来ました。
「Withコロナ」に生きる時代。
新型コロナウイルスのパンデミックにより世界は一変し、コロナが存在することを前提とした社会に共存することとなり、誰もが好むも好まざるも新しい生活様式への変容を余儀なくされ、私たち大人ですら適応していくことが困難な時代となりました。
この様な状況下だからこそ、山形県PTA連合会はあらゆる変化に適応しながら、愛する子どもたちの健全な成長と幸福を願い、改めて社会に求められる活動を模索していかなければなりません。
私たちは、人とひとの「つながり」の中で生きています。その「つながり」から、先祖代々「いのち」のバトンをつなぎ、生きる力を「まなび」そしてつなぎ、「ふるさと」を愛し心をつなぐ、それが子どもたちの未来を切りひらくことにつながっていくものと考えます。この「つながり」の大切さを子どもたちに伝えていくことこそが私たちPTAの役割と考えます。そのためには、どんな時代であっても家庭・学校・地域のつながりを強固なものとし、子どもたちを社会全体で支えていくことが重要です。
俳聖・松尾芭蕉の「奥の細道」における山形県の出羽三山の旅は、心の旅といわれるように、いにしえの時代から山形県は人とひとの心をつなぐ「あがらっしゃい」の精神が色濃く残るおもてなしの地であります。山形県PTA連合会が主管して、このおもてなしの地の山形で8月26日・27日に第70回日本PTA全国協議会全国研究大会山形大会が開催されます。「Withコロナ」の時代に山形大会を開催するということは、まさしく意味深いことであると考えます。本大会を通して、山形県PTA連合会のすべての会員が今必要な「つながり」の大切さを再認識出来、創設以来の目的を達成することに全力で邁進していきましょう。