親子読書のすすめ

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親子読書のすすめ

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平成25年度 山形県PTA連合会「親子読書推進事業」
「子どもが親と読みたい一冊」「親が子どもに伝えたい一冊」抜粋

《親・教師が選んだ一冊》

高橋法子さん

(山形八中P)

「もこもこもこ」
谷川俊太郎 著

文研出版
中学生の子どもに伝えたいというより、子どもが親になった時に自分の子どもに読んで欲しい一冊です。初めてこの本に出会ったのは、保育園からのプレゼントでした。抽象的な絵と擬声語だけなので第一印象は「何がおもしろいの?」でした。私の印象とは対照的に子どもは何度も「読んで!!」と。子ども3人共大好きな本なので何千回と読んだと思います。シンプルな絵、文字で子ども達は何を想像したのかを考えると私もとても楽しくなりました。きっと私がイメージした事と子ども達がイメージした事はそれぞれ違うんだろうなあと思います。私は特に「ぽろり」のページが大好きです。子ども一人一人の「ぽろり」の表現がとてもおもしろかったからです。ぜひ子どもに読んであげてほしいです。

清水崇子さ
(屋代小P)

「かあさんのおめん 」
吉沢和夫 著

ほるぷ出版
貧しくて奉公に出された子どもが、母に似たお面を見つけ、そのお面をすり替えられたことによりがまんしていた母への思いが抑えきれず会いに行く話です。奉公に出す母、奉公に出された子どもの気持ちが伝わります。母に似たお面を自分の励みにして頑張る姿が、けなげでさびしく思いました。そのお面がいつの間にか鬼の面に変わっており、母の身を案じた子が母へ会いに行く途中、盗賊と出会いながらも自分の力で難を乗り越え、そこから好転し、また一緒に暮らせるようになりました。母への強い想いを感じました。また、作品の絵もやわらかで、感情をとらえる場面を分かり易く描いています。親、子、ともに愛情や関係を見つめ直し、心が豊かになる絵本だと思います。

武田悦子さん
(山八中P)

「はなちゃんのみそ汁」
安武信吾・千恵・

はな 著
この本は結婚前に彼女の乳ガンがみつかり、それでも全てを受け止める・・・という覚悟で彼は結婚し、徐々にガンが進行していく中で、妻は妊娠し、色々なリスクの中で子供を産み、進行していくガンと闘いながら子育てをし、自分が今、子どもに教え伝いられることは何か・・・と日々考え、5歳の娘にみそ汁の作り方を教えるという本です。人間の基本は食です。命のある限り娘に伝えることは何か、と日々考え、30歳前に夜空の星になってしまう。とても切ない実話です。自分が今、命あることの素晴らしさと明日があることの喜びについて再認識してもらうために読んでもらいたい本です。

梅津優子さん
(大塚小P)

「お父さんからの手紙」
ささきまさひこ原作

ささきのり子作
まず作者が山形県の人という事に興味をもちました。原作者のささきまさひこさんは42歳の時、白血病にかかり永眠。その時おさない二人の娘のために病気のことを解りやすく書いた物語。「マサ王国の挑戦」~平和な日々よふたたび~は物語の途中で終わっています。家族のため一生懸命生きようとした父、子ども達には少し難しいかもしれませんが読んでもらいたい一冊です。

伊藤令香さん
(山一小P)

「木を植えた男」
ジャン・ジオノ 著

あすなろ書房
これは一人の男性が木を植えるという話です。不毛の地に一人で黙々と種をまき続け、やがてそれが30年にわたって人の知らない所で地道に木を植え続けた男性の姿からたくさんの学びを感じ取れます。自分の役割を自分で見つける事の大切さ、一人の行いが周囲をそして世界を豊にする力を持っている。自分ができることをやり続ける事が大切なのだというメッセージが伝わってきます。

船木智幸さ
(小松小P)

「「けんぽう」のおはなし 」
井上ひさし著

講談社
川西町で生まれ育った作家の井上ひさしさんが、実際に小学生に向かって話されたことを基にして作られた絵本です。日本国憲法は難しい表現が並んでいてとっつきにくく感じますが、その憲法についてとてもわかりやすく丁寧に説明してくださっています。「国民主権」や「平和主義」「基本的人権の尊重」についてなるほどとうなづきながら理解することができます。最近、憲法についての様々な議論がやり取りされていますが、まずは憲法をよく知ることから始める必要があると思います。川西町立図書館に掲げてある井上さんの「むずかしいことをやさしく」という言葉通りの内容です。子どもだけでなく大人にも読んでもらいたい絵本です。

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